仮想通貨とは、電子データでやり取りされる実体のない通貨のことです。暗号資産と呼ばれることもありますが、仮想通貨と意味は同じです。
コロナの影響や世界情勢の変動もあり、仮想通貨の価値も日々変化しています。
また、円安の影響をうけ、円を持っていて大丈夫なのか?という相談も多く受けたりします。
金や時計、不動産などお金以外に変化させて資産を保有する人が多いですが、仮想通貨もその選択肢の一つです。
今回は、初心者が覚えておきたい仮想通貨の銘柄を紹介・解説します。
初心者が覚えておきたい銘柄
ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)は、サトシ·ナカモトの名で2008年に構想と論文が発表され、2009年にリリースされた世界で初めての仮想通貨(暗号資産)です。
通貨単位はBTCと表記され、仮想通貨の代名詞としても使用されています。
ビットコインの名前は聞いたことはあるのではないでしょうか?リリース時の価格と今の価格が何百倍と跳ね上がっているため、億り人たるものがたくさん輩出されたことでも有名ですね。
今後も決済にも使用できるなど、どんどん普及されていくと思います。
ちなみに時価総額は一番高く、昨年は1ビットコインが700万円台まで上昇していたこともありました。恐るべしです。
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)は、分散型のアプリケーションを構築できるプラットフォームのことを指します。※日本では、プラットフォーム内で使用する仮想通貨のことも、イーサリアムと表現します。
最近話題のNFTなど多くのプロジェクトがイーサリアムチェーン上で開発されています。
また、イーサリアム最大の特徴なのがスマートコントラクトというものです。
これは、イーサリアムの機能の一つで、契約の履行や価値の移転を実行してくれるプログラムのことを指します。
簡単にいうと、ブロックチェーン上で契約を自動で結ぶ技術のことです。このスマートコントラクトにより、第三者を仲介することなく、契約の透明性を保つことができます。
これにより、契約のコストを削減できるという期待がされています。
今後は不動産などの契約についても、こういった技術を活用していく流れになっているそうです。
NFTも今後取り組んでいきたいと思っている人は、要チェックです。
リップル(XRP)
XRP(リップル)は時価総額ランキング6位に位置している銘柄です。
特徴としては、国際送金に特化しているという点です。
従来の国際送金では銀行を利用するのが一般的でしたが、銀行を利用して国際送金を行うと、着金までに時間がかかる上、場合によっては高額な手数料が必要となります。
その課題を解決しようとして開発されました。リップルは、ブリッジ通貨と呼ばれ、国際送金をスムーズにおこなう役割を担っています。
現在、リップルのネットワークは40カ国・300以上の金融機関が参加しているので、今後も注目度は高まっていくと思われます。
エイダコイン(ADA)
エイダコインは、オンラインカジノプラットフォーム「Cardano」で利用できる仮想通貨です。
オンラインカジノは、以前から運営者側が有利で公平性がないと懸念されてきました。
このエイダコインのブロックチェーン技術を活用することで、その懸念点が解消されるのではないか?と言われています。
また、ADAには先ほども出てきたスマートコントラクト機能が搭載されており、このシステムが普及されていけばADAの価値も上がっていくのではないかと思われます。
まとめ
初心者の方でも知っておきたい仮想通貨の銘柄を紹介しました。
今後は、それぞれの銘柄をより詳しく解説した記事も掲載しようと思います。
これから仮想通貨にチャレンジしようと考えている方は、今日の4つは絶対に覚えていてください。