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DAO(分散型自立組織)とは?仮想通貨との関係は?徹底解説!

2022年に入り、web3.0関係の話題も多く耳にするようになりました。

NFTやメタバースなどもそうですが、先日、ZOZO創業者の前澤さんが「MZ DAO」というものをスタートし、注目を集めています。

MZDAOの概念のもとになるのが、DAOと言われるものです。

今日はDAOに関する解説を中心に、今後どのように関わっていくのが良いかを徹底解説します!

DAOとは?

DAOとは、Decentralized Autonomous Organization の頭文字をとったもので、分散型自立組織呼ばれており、日本でも注目を浴びています。

これまでの組織は、株式会社などの組織形態からなり、中央集権的な要素が強いものが多かったですが、DAOの存在により分散型組織として、いつでもどこでも誰でも組織を作る・参加することができるというのが大きな特徴と言えます。

先ほども少し紹介しましたが、ZOZO創業者の前澤さんがMZDAOという組織をつくり、初期メンバーとして20万人以上を集めたとして注目を浴びています。

このように、今後も「面白いことをする人」がプロジェクト単位で仕掛けていくことが予想されます。

DAOの特徴としくみ

先ほど、中央集権組織ではなく分散型組織と言いましたが、DAOの大きな特徴として分散型組織ということが挙げられます。

管理者がいない

いわゆる、代表取締役のような人がおらず、集まった人たちで民主主義的にプロジェクトを動かしていきます。

これまでの組織のデメリットとして一つの会社に属し続けなければならないというものがありますが、DAOの場合、それぞれのプロジェクトに参加することが可能なので、自分が興味ある分野に参加したり、自分がやりたいと思っていることを掲げ、人を集めることなども可能です。

誰でも参加可能

世界中のどこにいても、参加可能です。

また、国籍や性別、年齢なども全く問いません。しかも匿名で参加可能です。

DAOは魅力的なアイディアや考えを持っている人、またいろんなことにチャレンジしたい人など、様々なビジネスパーソンにとって大きな後押しとなる組織です。

DAOのメリット・デメリット

そんなDAOのメリットとデメリットを挙げてみます。

メリット

・オープンなのでみんなが平等

みんなが閲覧できる状況であり、またブロックチェーンの技術上でおこなうので、不正や不平等などが起きにくいです。

不正ができない=透明性が高いですし、参加者であれば誰でもアクセスは可能。

また、どういうルールで組織が運営されているかもすぐにわかります。

会社組織でよくある「情報を持っている人が勝ち」という現象は起きません。

・株やストックオプションはないが、トークンなどが発行できる

株式会社ではないので株やストックオプションなどの発行はありませんが、代わりにトークンの発行が可能です。

トークンはこちらの記事でも紹介しましたが、NFTとしてweb3.0の中でもかなり注目を浴びています。

参加した人がトークンを発行してもらい、また集まってくれた人にトークンを発行し、そのトークンを活用して次の展開に進むことも可能なので、参加者・プロジェクト発起人どちらにとってもメリットと言えます。

・アイディア次第で資金調達が可能

DAOの最も大きなメリットとして、資金調達が可能と言うことです。

これまでは、会社を設立して出資してもらうことや、銀行から借入をしなければ資金調達はできませんでしたが、DAOの場合トークンを発行して資金を調達することも可能です。

アイディアやビジョン次第でやりたいことが実現できるので、大きなリスクを取らなくてもできるという選択肢があります。

デメリット

・法整備が追いついていない

これはweb3.0全てに言えることですが、まだまだ法整備ができていないのでいつどのように変化していくのかわからない状況です。

つまり、これまでよかったものがダメになるなど、見えない部分が多いと言うことです。

法整備もメリットデメリットがあるので、今は国の動きも注目しながらできることをやっていきましょう。

・進むのが遅い

民主主義的な組織はメリットでもありますが、進みが遅くなると言うデメリットもあります。

会社などの組織は号令をかければ全ての機能が瞬時に動くことも可能ですが、民主的な組織の場合そうもいきません。

スピードを重視している人などにとっては、デメリットと感じるかもしれませんね。

日本にDAOはあるの?

日本にも様々なDAOが存在していますので、今回は厳選した3つを紹介します!

日本にも様々なDAOが存在していますので、紹介もかねて参加方法をお伝えします!

NinjaDAO

日本最大級のNFTコミュニティ集団であるNinjaDAO。

インフルエンサーとしてインスタグラム やTwitterで発信し続けているイケハヤ氏が主となり運営しているDiscode上の組織です。

CryptoNinjaなど、NFTでも話題となり、今やこの業界で知らない人はいないくらい有名な組織です。

以下、詳細です。

名称NinjaDAO
創業者イケハヤ氏
設立日2021年9月
参加人数40000人(2022年8月現在)
コミュニティhttps://discord.com/invite/ninjadao
ホームページhttps://www.ninja-dao.com/
Twitterhttps://twitter.com/CryptoNinja_NFT
Instagramhttps://www.instagram.com/cryptoninjadao394/

誰でも参加できますし、イケハヤ氏はSNSでもいろんな情報を発信しているので、まずはフォローして情報収集することからはじめても良いと思います!

國光DAO

引用:FiNANCiE公式サイト

國光DAOは、「FiNANCiE」の代表である國光氏によって創設されました。

國光氏の「Web3.0、メタバース領域で日本発、世界で活躍するユニコーンを増やす」というビジョンに共感した方々が集まり、組織構成されるDAOとなっています。

NinjaDAOより知名度はありませんが、熱い思いとビジョンを持った國光氏ならではのDAOです。

以下、詳細です。

名称國光DAO
創業者國光宏尚氏
設立日2022年1月
参加人数3500人(2022年8月時点)
サイトhttps://financie.jp/communities/kunimitsudao
特設サイトhttps://financie.jp/users/kunimitsudao/cards

MZDAO

ZOZO創業者の前澤さんがはじめたDAOです。

まだはじめたばかりで、どういう方向に向かっていくかは不明ですが、月額500円の参加費でいろんな特典もついてみんなで会社を作ったりNFT発行したりするそうです。

以下、詳細です。

名称MZDAO
創設者ZOZO創業者の前澤氏
設立日2022年8月
参加人数224,854人(2022年8月時点)
サイトhttps://www.mzdao.jp/
Twitterhttps://twitter.com/yousuck2020
Instagramhttps://www.instagram.com/yusaku2020/

初期メンバー募集で20万人が集まるとは、流石の影響力ですね。

これから会社を作ったり、プロジェクトを進めたりといろんなことにチャレンジするそうです。要チェックですね!

DAOまとめ

いかがでしたか?

DAOと一言で言っても、それに関連するワードや知識などたくさんあり、なかなか全貌が掴みにくいと思いますが、なんとなく理解していただけたでしょうか。

web3.0の時代に本格的に突入すると、DAOというワードは聞かない日はなくなるのでは?と思うくらい壮大なプロジェクトです。

ぜひ今のうちに情報収集をおこない、早期参入で先行者利益が獲れるように頑張りましょう。

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